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グーグルマップに住所を入力したら〇丁目〇番までしか表示されない！
〇丁目〇番〇号まで行きたいのに物件が見つからねぇ！
ウーバーイーツの配達を続けていても未だに直面するのはお届け先の物件探しだ。
特に配達を始めたばかりだと一軒家への配達は無事にたどり着けるか出発前に不安になるのではないだろうか？
ということで、実は建物に付けられた住所〇丁目〇番〇号表記の「〇号」は時計回りである解説をグーグルマップを使って力説していく！
この記事を見れば分かること
- 【結論】実はあった！〇丁目〇番〇号の「〇号」は時計回り
- 時計回りをぶち破る例外パターン
- グーグルマップで〇丁目〇番〇号がきちんとヒットしない理由
目次
【はじめに】番地は物件が立っているエリアの特定材料
日本の住所の多くは「都道府県」「郡」「市町村」「区」「字」「番地・号」の順で構成されているんだ。
豆知識として住所の〇県〇市〇丁目〇番〇号の部分については下記の２つを知っておいて損はないと思う。
「〇番」の豆知識
- 「〇番」の呼び名は「街区符号」
- 街区は道路や川、施設、鉄道などで区切られていることが多い
「〇号」の豆知識
- 「〇号」の呼び名は「住居符号」
- 〇番のエリアをさらに時計回りで10～15ｍごとに分けられた番号
- 建物の玄関や門などメインになる出入口に付けられる
つまり、この法則を知っていれば我ら配達員が苦手とする表札無し一軒家への配達のヒントにもなるということ。
住居符号が10～15ｍごとに付けられるなんて嘘でしょ？
って思うのは配達やってて僕も思うことだけど、そこは特に重要なポイントにしてないので一応最後まで見てほしい。
【結論】実はあった！〇丁目〇番〇号の「〇号」は時計回り
住所の〇丁目〇番〇号と書いてある末尾にある「〇号」は時計回りになっているんだ。
とある地域の〇号をマップで調べて番号を振ったものが↑の画像なんだけど、建物の並びの都合でバラつきがあるものの、だいたい時計回りになっていることが分かると思う。
さらに詳しく住所や番地について解説していく。
〇丁目〇番〇号の構成
まずはじめに兵庫県神戸市中央区国香通6丁目3番12号を例にマップで見てみよう。
建物はファッション系の専門学校となってるのでマップから番地を絞ってみていく。
まず兵庫県神戸市国香通っていう場所はこんな感じの横長エリアとなっている。
〇丁目、〇番、〇号まで絞ると建物が特定できるので順に区切ったものが下記。
国香通は１～７丁目まであったので6丁目をターゲットにしてみた。
6丁目を拡大してみると番地となる番号が3つある。
これが6丁目に続いて「〇番」の部分にあたるので3番をターゲット。
そして国香通6丁目3番を見やすく拡大した画像が上↑。
さらに国香通6丁目3番12号に位置するのがこのファッション系の専門学校ってことなんだ。
この国香通っていう町ができて長い年月をかけて建物の建設と破壊を繰り返してきた結果、このファッション系専門学校は国香通6丁目3番の中で12個目に役所のえらい人が決めたってことで良いかと思う。
【本題】番地の末尾にある「〇号」は番号順に時計回り！
※画像をシンプル化するために住所をハイフン表記で解説
この専門学校の住居符号が１２号であると分かったところで、果たして時計回りに建物が並んでいるのかをグーグルマップで検証していきたい。
このルシェール新神戸っていうマンションの住所を検索したところ、国香通6-3-5であることが確認できた。
先ほどのマップに記載するとこんな感じで、たしかに番号順で並んでる、よね？ってことがお分かりいただけるかと。
ということは、6号から11号までの建物が↑の黒いラインで囲まれた場所にあるだろうってことが予想できる。
試しに黒い線の中の建物の住居符号を見ていく。
この塗装屋さんの住所が国香通6-3-11であることが確認できた。
ということで、これまで検索した建物の住居符号をマップに記載してみる。
うん、たしかに住居符号の順になっていると言えばなっている。
この地域がどれくらい建物が並んでいるかが気になったので、このエリアの番地の住居符号を全部検索してみらこうなった↓
建物の並び方や住居符号がピッタリきれいに並んでるわけではないけど、だいたい時計回りになってることがマップ上でも確認できた。
ここで軽くまとめ
- 〇丁目と〇番は数字の順に隣合わせになっている
- 〇号は建物の並び方によるけど〇番の中で時計回り
９号と１０号の建物を赤文字で表記したのは、国香通6-3-9国でも国香通6-3-10でも検索にヒットしてしまうため。
やはりこのような例外もあるし、表札プレートが無かったりなど、予期せぬ事態もあるので迷わずに届けられるセンスも問われてくるんだ。
次はこれまで紹介した住所の法則をぶち破ってくるパターンを例外として紹介していく。
【例外①】順番がめちゃくちゃな場合もある
エリア内の住居符号を全体的に見たら時計回りになってるものの、決してきれいピッタリに並んでるっていうわけではない。
特に分かりやすいパターンで見ると↑の赤いラインで囲んでる部分だ。
例えば・・・
時計回りで並んでいることを鵜呑みにしすぎると、このように物件探しで迷ってしまうこともあるので要注意。
【例外②】物件同士が近すぎて住所が同じ
実際にマップの場所で見たわけじゃないから断言はできないけど、おそらく６号と７号の隣の建物も同じ住所である可能性が高いといえる。
そして表札が無い場合・表札と注文者名が一致しない場合はスムーズに配達ができないパターンAだ。
注文者と連絡を取って家の特徴を聞くか外まで出てきてもらうしかない。
【例外③】たまにマップの空白の部分に建物があったりする
マップでは空っぽなのに、実際の場所には建物があったりするんだ。
新築がマップに反映されていないパターンがほとんどなので、目の前の現物を発見できるセンスも問われるんじゃないかと思う。
グーグルマップで〇号の表記がない理由
グーグルマップで検索して〇丁目〇番〇号まで行きたいのに、↑のようにエリアまでしかヒットしないことがあるかと思う。
僕が知っている理由だと下記の3つ。
- 新築で住所が無い
- マンションが巨大すぎて正しい住所が不明
- そもそも番地がないエリア
新築だと役所の人が住所を決めるしマップアプリに反映するまでにも時間がかかる。
これが理由で新築には住居符号がないため、いわゆる住所不備という事態になってしまうんだ。
あとはマンションが巨大でグーグルマップ上でも意味不明なことになってる場合のパターンは下記↓
マンション自体は1つしかないのに、マップでは登録が英語とカタカナの2つになっている。
住所登録を見てみたら、英語表記が番地までしかなくカタカナ表記では住居符号までが記載されていた。
このように、マップと現場が異なるパターンがたくさんあるので、グーグルマップで住所がヒットしなくても配達先周辺では冷静さも必要なんだ。
中には一軒家が立ち並ぶエリアなのに、住所が1つにまとめられているパターンもある。
特に表札が無かったり、アプリ上の名前と同じ表札が見つからない、さらには置き配だとマジで詰んだ状態だ。
そんな時は注文者に鬼電するしかない。
迷わないために、迷った時のために配達員が出来ること
配達員はリクエストを受けた以上とにかくお届けを完了することが最終目的だ。
そのために出来ると思うことは5つ。
- マンション名や注文者名を覚える
- 土地勘を身につける
- 自分が知らない地域の配達を受けない
- 注文者に電話かけまくってもいいように通話料の定額プランに入る
- Uberサポートに頼りまくる
結局のところ届ける努力をするか、そもそもめんどくさそうな地域の配達は受けないの2択。
ちなみに、料理を持ったままお届けもせずに配達完了処理をしたりキャンセルをするとアカウント停止になる可能性があるので、よほどの理由がない限りやめておこう。
まとめ
番地の末尾である「〇号」(住居番号)は時計回り！住所をマップから見る物件の並び順や例外のまとめ
- 【結論】実はあった！〇丁目〇番〇号の「〇号」は時計回り
- 【例外①】順番がめちゃくちゃな場合もある
- 【例外②】物件同士が近すぎて住所が同じ
- 【例外③】たまにマップの空白の部分に建物があったりする
- グーグルマップで〇号の表記がない理由
- →新築で住所が無い、マンションが巨大すぎて正しい住所が不明、そもそも番地がないエリア
