僕はモンキー125でウーバーイーツの配達をやってるんだけど、少しでも費用を抑えたいと思いオイル交換を自分でやってみた!
結論、引きこもり気質なネトゲオタクの僕でもできる簡単な作業なので紹介したい。
ということで、本記事ではオイル交換をする目的・必要なもの・モンキー125(JB02)のオイル交換手順を解説していく!
この記事を読めば分かること
- モンキー125(JB02)のオイル交換手順
- 作業に必要なもの
- オイル交換にかかった費用
- オイル交換の注意点
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目次
オイル交換はバイクの寿命に左右する!
バイクにとってオイルは人に例えると血液のようなもので、常にキレイで良い製品ほどライディングに影響が出ると言われるほど。
オイルについて簡単にまとめたものは下記↓
オイルの役割は?
- バイクのエンジンは1分間に数千回も回転して部品と部品がめっちゃ擦れ合うので、金属同士の摩耗を減らして滑らかに動かす
- エンジン内部が高温になった時の冷却
- 外部との温度差で発生する水分で錆ないように油膜を張る
オイルを交換する目的は?
鉄粉などでオイルは汚れてしまうので、エンジンを故障させないためにキレイなオイルを循環させる必要がある
つまり、オイル交換をサボると鉄粉や汚れがエンジン内に溜ってしまい故障する原因にもなるんだ。
僕の失敗談
オイル交換をサボった結果、50ccのスクーターを廃車にしてしまう。オイルがないため、金属同士が擦れ合って溜まった鉄粉でエンジン内が削れてぶっ壊れた。
バイクはエンジンさえ生きていれば、他の部品は消耗すればAmazonで安く買って交換するだけで長生きさせられる。
愛車は手入れをしっかりと行って大事にしよう!
オイル交換のタイミングは1,000~2,000kmが無難
実はオイル交換の頻度はネットの情報や人によって全然違うんだ。
結論、1,000~2,000kmがバイクにも財布にも一番健全だということが言いたい。
モンキー125で30,000km走った僕の感想であり、汚れたオイルのまま走るとリスクでしかないとのことでお店の兄ちゃんから教えてもらったことでもある。
人によって交換タイミングはそれぞれだと思うけど下記も参考にどうぞ↓
【ネット上に出てくるオイル交換時期】
- 3,000~5,000km
【HONDAが推奨するモンキー125のオイル交換時期】
- 初回1,000kmもしくは購入1ヵ月
- 初回以降は3,000kmごと、もしくは1年ごと
新型モンキー125(JB03)はオイルフィルターエレメントも交換を!
モンキー125は現地店で年式によって2モデルあるので、走行距離によってオイルフィルターエレメントの交換も必要になる。
オイルフィルターエレメントの交換がいるかどうか要チェック!
JB02(2020年までのモデル)
→搭載されていないため交換の必要が無い
JB03(2021年からのモデル)
- 購入時の初回1,000km
- 以降10,000kmごとに交換
僕が乗ってるのは古いモデルのJB02なので、通常のオイル交換手順のみ解説していく。
今回モンキー125のオイル交換で使うもの
僕がモンキー125のオイル交換で使っているものは7つあるので始めに紹介したい。
必要なモノ
- 使い捨て手袋
- ホンダの2輪用オイル ウルトラG1
- エーモンの廃油処理剤 ポイパック3個セット
- スコットのショップタオル4ロール
- AZのオイルジョッキ
- ドレンワッシャー
- WORKPRO ソケットレンチセット(17mmのソケット付きなら何でもいい)
全部買い揃えるためにかかった費用は現在のAmazon価格を参考にどうぞ。
使い捨て手袋 100枚入り | 396円 |
ホンダの2輪用オイル ウルトラG1 | 1,073円 |
エーモンの廃油処理剤 ポイパック3個セット | 936円 |
スコットのショップタオル4ロール | 2,020円 |
AZのオイルジョッキ | 438円 |
ドレンワッシャー | 870円 |
WORKPRO ソケットレンチセット | 2,980円 |
計 | 8,713円 |
そんなわけで、最初はオイル交換に使うアイテムを必要な理由付きで簡単に紹介していく。
使い捨て手袋
作業は100%オイルが手につくしニオイが取れにくいのであった方がいい。
チェーンの洗浄やパーツのメンテナンスなど、手が汚れるような他の整備でも使いまわせるので買ってて損はないと思う。
ホンダの2輪用オイル ウルトラG1
モンキー125で使えるオイルとしてHONDAが公式に推奨してて安い。
バイク通でもない自分が大人しくメーカーに従って使ってるオイルがこれ。
余談ではあるけど、ウルトラG2などのランクが上のオイルを入れるとエンジンの動きというか、乗った時にケツに伝わる滑らかな振動で高級さが分かる。
エーモンの廃油処理剤セット ポイパック
オイルを吸収させる処理剤が入ったBOX。
使用済みオイルは何かしらに吸わせて燃えるゴミとして処理しないといけないため必須アイテムだ。
過去に汚れたオイルを排水溝に捨てる動画が拡散されて軽い騒ぎになったのでポイ捨て感覚で外に捨てるのは絶対に止めよう。
スコットのショップタオル
オイルが付着する箇所を守ったり拭き取ったりするために役立つウエス。
チェーンの洗浄やパーツのメンテナンス、さらに自宅キッチンの掃除にも使い回せるのでおすすめ。
パーツを磨く時に使ってみたら吸水性が抜群に良かったので今回はオイル交換で使ってみることにした。
AZのオイルジョッキ
オイル1缶の量が1ℓに対しモンキー125に入れる量は900mlなので確実な量を入れるために必須。
口がホース状になってるものは使い勝手が良いし、900mlきちんと測れるならブランドは何でも良いと思う。
ドレンワッシャー
古いオイルを捨てる穴を締めるためのボルトに付いてるリング状のもの。
ボルトと車体の隙間を埋める役割があって、古いものを使ってるとオイル漏れの原因になるため、オイル交換作業のたびに新品にするのが良いとされる。
ちなみに僕は2,000kmごとのオイル交換2回に対し、ドレンワッシャーは1回しか交換していないけど今のところ不具合は無い。
17mmのボルトを外せる工具
モンキー125の古いオイルを捨てるところにある穴を封じてるドレンボルトを外すために必須。
ラチェットレンチとエクステンションバーがあれば作業がかなり楽になるので、17mmのソケットがセットになってる工具ならAmazonで安く買えるので何でもいいかと思う。
作業手順
紹介するオイル交換の流れ
- ポイパックを準備しておく
- オイルが付着する箇所にタオルを置いてドレンボルトを緩める
- ポイパックをオイルが出てくる所にセットする
- ドレンボルトを取り外す
- 新しいオイルを900ml準備しておく
- 車体を左右に振って古いオイルを抜き切る
- ワッシャーを変えてドレンボルトを締める
- キャップを外して新しいオイルを入れる
- キャップを締めて3分ほどエンジンを回す
- オイルレベルをチェックして完了
最初は30分~40分かかってしまったけど、鳴れてしまえば20分程度でできる簡単な作業だった。
以上が僕のモンキー125のオイル交換手順なんだけど、次は写真多めで詳しく紹介していく。
①ポイパックを準備しておく
ポイパックの紙袋で箱を作ったら、わた菓子のように吸収材をちぎっておこう。
オイルは紙袋にも染みてくるので、写真のように紙袋を付属のビニール袋に入れて使うのがおすすめ。
②オイルが付着する箇所にタオルを置いてドレンボルトを緩める
注意
手で回して外せるくらいまで緩めるだけ!
→ドレンボルトを完全に外すとオイルが出てくるので回し切らないように!
僕が持ってる工具だとポイパックを置いたまま作業できないだけなので、可能ならポイパックを置いておく方が安全。
③ポイパックをオイルが出てくる所にセットする
とりあえず、オイルを抜く準備は完了。
モンキー125は車体の左にスタンドがあって作業中はどうしても左に傾いてしまうので、オイルがパイプに付着しないためにもタオルは必須なんだ。
④ドレンボルトを取り外して古いオイルを抜く
見ての通り2,000km走っただけでオイルは真っ黒。
それぞれバイクの走り方があるんだろうけど、さすがにネット情報を信じて3,000kmとか走るもんじゃないよ。笑
オイルを抜いてる間にこのドレンボルトに付いてるワッシャーを新品に変えておきましょう。
⑤新しいオイルを900ml準備しておく
次は新しいオイルを規定量の900mlを準備しておく。
何度も繰り返しになるけど、HONDAの純正2輪オイルは1ℓなので全部入れるのは禁物。
余ったオイルは次に使いまわせるように保管しておけば経済的。
⑥車体を左右に振って古いオイルを抜き切る
スタンドを立てると車体が左に傾いてる状態なので、左右に振ったり真っすぐに起こすなどして古いオイルを抜き切ろう。
⑦ドレンボルトを締める
オイル抜いたらドレンボルトを締めてしまおう。
手の力で締められるところまでいったら最後は必ずラチェットレンチで強めに締める。
オイルが付着する部分にタオルを置いた結果、吸収しすぎてパーツに付着するという失敗に終わる。
やはり、この部分にアルミホイルかラップを巻くのが良いかも。
付着したオイルは呉のパーツクリーナーで拭き取れたのでヨシとしよう。
⑧キャップを外して新しいオイルを入れる
いよいよ新しいオイルを入れていく。
溢さないことを前提に念のためタオルを敷いてみた。
このサラダ油みたいな色のオイルがあんなにも真っ黒になるので、交換時期は距離じゃなく色で判断するのが良いかもって思ってしまった。
⑨キャップを締めて3分ほどエンジンを回す
なんとか溢さずに900ml全部入れることができたのでキャップを締めて終了だ。
オイルを入れた後は馴染ませるために3分ほどエンジンをかけたほうがいい。
⑩オイルレベルをチェックして完了
スタンドで倒れてる車体を真っ直ぐ立てると、オイルキャップのすぐ下にあるメーターでオイル量をチェックすることができる。
モンキー125の適切なオイル量は?
2本線のちょうど真ん中くらいが良い
モンキーは軽いので、しゃがんでハンドルと車体を手で支えてチェックしよう!
適量のオイルがきちんと入っていればOK。
まとめ
使い捨て手袋 100枚入り | 396円 |
ホンダの2輪用オイル ウルトラG1 | 1,073円 |
エーモンの廃油処理剤 ポイパック3個セット | 936円 |
スコットのショップタオル4ロール | 2,020円 |
AZのオイルジョッキ | 438円 |
ドレンワッシャー | 870円 |
WORKPRO ソケットレンチセット | 2,980円 |
計 | 8,713円 |
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