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従来のクラウド6をさらに軽量化し、ラフにラクにスリッパ感覚で履けるクラウド6コーストっていうモデルがあったので買ってみた。
そして踵を踏む、折りたたんで旅行先へ持っていくコンセプトらしいが、
靴の脱ぎ履きめんどくさい人向けだろ!
って思わせるシューズだ。
ということで、そう思った理由も含めてクラウド6コーストをレビューする!
Onに関する記事一覧はこちら
本記事で解説する内容
- クラウド6コーストの実物レビュー(画像多め!)
- クラウド6コーストのサイズ感
- クラウド6コーストの履き心地
- クラウド6コーストを履いて歩いた感想
自己紹介
- 趣味はSTEPNで毎日8kmウォーキング!
- 2023年にHOKAのボンダイ8を愛用し履き潰す
- 2024年にOnのクラウドティルトを愛用し履き潰す
- 2025年はHOKAのボンダイ9を愛用中!
目次
クラウド6コーストはラフに楽に履ける超軽量靴!たたんで持ち運ぶ需要があるか謎

クラウド6コーストはとにかく超軽い、薄い、柔らかいのが魅力だ。
しかし折りたたんで持ち歩く人なんてごく一部。
だから踵を踏んで履くシューズはめんどくさがり屋向け、という僕の偏見であり結論。
クラウド6コーストはこんな靴!
- Onのデイリー、トラベルの中では超軽量
- 通気性バツグン!
- 踵を踏んでラフに楽に履ける
- 折りたためる
- ウォーキング、ランニングには向いてない
- 履き心地はスリッパ
- 本来のシューズのようなフィット感は控えめ
他に踵を踏んで履くスタイルのシューズだとクラウドアウェイもある。
踵を踏む、折りたためる点に特化しているため、ガチで長距離を歩いたり走ったりするには不向きなシューズだ。
あくまで僕が感じた疑問点なんだけど、
- 日常でわざわざ予備のシューズを折りたたんで持ち歩くのって年に何回ある?
- そもそもシューズを折りたたんで持ち歩く人っているの?
って思ってしまう。
それを除けば、踵を踏んでラクに履けて通気性も良くて軽いシューズだよってのが結論として言えるかな。
クラウド6コーストの特徴・仕様

| 発売日 | 2025年3月18日 |
| 価格 | 19,800円(税込み) |
| 重さ(28.5cm) | 250g |
| アッパー | リサイクルポリエステル |
| ミッドソール | バイオ由来EVA |
| アウトソール | ラバー |
| ドロップ | 8mm |
スペックだけで見るとクラウド6コーストの軽さはピカイチ。
クッションには通常モデルのクラウド6と同じくクラウドテックを採用し、価格帯はクラウド6コーストのほうが若干高くなっている。
ちなみに公式価格はクラウド6は18,700円。
踵を踏んで履かないのであれば通常のクラウド6でいいような気もする。
クラウド6コーストの外観

通常モデルのクラウド6に比べてコーストの外観はなんだか安っぽく見える印象。
その要因としては、クラウド6よりも通気性を良くするために軽量化にさらに軽量化を重ねた結果と言える。

こちらが左足の内側。
特にこれといったポイントはなし。

通気性が良いアッパーは穴が大きめでシューレースもゆったりめ。

アッパーは本当に薄くなってて踵は踏める設計ではあるけどグニャグニャではなく割としっかりしていた。
スイスのロゴもきちんとある。

踵には余計なパーツはなく、ガンガン踏んでくださいって感じのシンプルな作りになっている。
逆に運動のシーンを想定したウォーキングやランニングで履くためのシューズは、踵がブレないよう色んなパーツで頑丈な作りになっているのが特徴だ。
ここが大きな違いだね。
やはりクラウド6コーストはトラベルっていうカテゴリーに分類されているだけあって運動には不向きだ。
アッパー全体はメッシュ穴が大きめ!

Onのシューズは環境に配慮したリサイクルポリエステルっていう素材をアッパーに採用している。
その中でもコーストのアッパーはメッシュ穴がかなり大きいため通気性がかなり良さげ。

アッパーを拡大してみるとこんな感じ。
内面にも同じ生地が使われていて二重構造になっている。
外側のメッシュ穴が大きい分、小石や砂も混入しそうだから砂利が多いところを歩くのは避けたほうがいいかも。
光が入り込むほど生地が薄い!

通気性の良さはアッパーのメッシュ穴が大きいだけでなく生地全体が超薄かった。
内面が二重構造通になってるとはいえ、お試しで晴れた日にクラウド6コーストを天に捧げるとこんなにもシューズの中身が明るい。
冬は絶対寒いだろうけど春夏こそちょっとした外出だと快適に履けるのは間違いなし。
軽量化のためにシュータンも薄め

通気性バツグンなアッパーと同じくシュータンも薄っぺらい。
超軽量化されてるシューズってほぼシュータンから厚みをカットしている説あるよね。
補足として下記のクラウド6のシュータンも参考にどうぞ。

クラウド6のシュータン
踵の左が「O」、右に「n」で合わせてOn!


Onのロゴをあえてシューズの左右に分けているデザインは個人的に好き。
コーストのオシャレポイントなのに踵で踏まれる運命にあるのは履く立場としても複雑である。
ゆったりめなスピードシューレース

あえて踵を踏めるようにしたシューズはゴム製スピードシューレースを採用。
シューレースの強度は結構ゆったりとした印象だ。
これにより通常モデルのクラウド6と比較すると、コーストは脱ぎ履きも楽にできてラフな履き心地となっている。

シューレースから手を放すと両足共によりゆったりとした感じに。
むしろユルユルすぎてきちんと足にフィットするのか?と不安になるくらい。

シューレースの先端の結び目がストッパーになっているので、
- フィット感の強度を上げたい!
- もう少しタイトに履きたい!
って人は自分で調整する必要がある。
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アウトソールはいつものラバー

他のモデルと同じようにアウトソールには歩いた時の足の設置個所に合わせてグリップ性のあるラバーがある。

踵の部分にはOnの雲のマークに、つま先にはクラウドテックの文字が印字されている。
ここの擦り減り具合を見て買い替えの判断材料にしましょう。
インソールは取り外し不可

クラウド6コーストのインソールは接着されてて取り外すことはできない点に注意。
ラフに楽に履けるコーストを体験してほしいってことだろう。
クラウド6コーストの重さ

クラウド6コーストの重さはメンズサイズ28.5cmで250gだった。
iPhone17 Pro Max(233g)にガラスフィルムとスマホケースを装着した重さと同じくらいの重量感だ。
スマホだと超絶重たく感じるけどシューズならとても軽い。
折りたたんで持ち運びやすさに焦点を当ててアッパーとシュータンを極薄にした結果だろう。
クラウド6コーストを実際に折りたたんでみた!

コーストは果たしてどれくらい柔らかいのだろうか?
ふと疑問に思ったので折り曲げてみたらまるでシャチホコ状態。

長距離ランナーの足の負担を減らすための軽量化ではなく、折りたたんで持ち運ぶために軽量化されているとここまで柔らかいのだ。

次は実際にOnの公式通りに折りたたんでみた。
踏んでも反発して元に戻る踵はフニャッとしたアッパーより丈夫なので、多少雑に折りたたんでもシューズは壊れにくい印象だ。
わざわざクラウド6コーストを折りたたんで持ち運ぶ人がいるかどうかは別問題。
クラウド6コーストは踵を踏んでラフに楽に脱ぎ履き可能!
実際に足を入れてみると本当にスリッパを履く感覚に近い印象。
そして何度も言ってるようにウラウド6コーストの踵はOn公式でも記載がある通り堂々と踏んでもらってOK。
なぜなら、踵のパーツは踏んだ後も反発で元通りになるから。
靴の踵を踏んだら潰れるでしょ。だらしない!
と親から教育を受けた人も堂々と靴の踵を踏める感覚を体験できるということだ。
めんどくさがりな人、靴を履くのに手を使うのが困難な人にもピッタリだと思う。
クラウド6コーストのサイズ感をチェック!

メンズサイズ28.5cmでラフなフィット感、横幅はジャストサイズ、ゆったりした履き心地だった。
詳しくは僕が履いた他社のサイズのまとめを参考にしてほしい。
サイズガイド
【購入サイズ】
- 28.5cm
【管理人のシューズサイズ】
- ナイキ、アディダス、ニューバランス⇒28.0cm
- On⇒28.5cm
- HOKA(レギュラー)⇒28.5cm
- HOKA(ワイド)⇒28.0cm
特につま先と踵にはかなり余裕があり、むしろサイズ選び間違ったのか?と思っちゃうくらい。
とてもじゃないけどこのオーバーサイズな感じだと長時間のウォーキングはもちろん、ランニングなんてできたもんじゃないね。

つま先を前に寄せた状態での踵のスペースはこんな感じ。

指は2本余裕で入るくらいのスペースがある。たぶん3本入る。

次は踵を後ろに寄せた状態でつま先のスペースの空き具合は親指+αって感じ。
横幅は他のOnのモデルと変わらないのに縦幅をあえてゆったりさせた作りにしたのかもしれない。
クラウド6コーストはラフで楽に脱ぎ履きできる2WAY仕様に一切の妥協がないね。
まさに脱ぎ履きがめんどくさい人向けのハンズフリーモデル。
実際にクラウド6コーストを履いてウォーキングしてみた!


試し履きとして徒歩で繁華街へ行き徒歩で帰宅するちょっとしたウォーキング。
結論、
- めっちゃ軽い!
- 通気性が最高にいい!
- 足が疲れた・・・
というのが感想。
コーストのサイズ感がユルユルだったというのも原因かもしれないけど、踵を踏める分柔らかいので歩いている途中にグラついてしまうね。

その証拠に上記の写真を見ると左足のくるぶしの辺りがシワになっている。
つまり踵が柔らかいシューズは踵がブレたりグラついたりして安定感が悪いのだ。
たぶこれが足が疲れる原因になったのではないかと思う。
やっぱりクラウド6コーストはめんどくさがり屋向けのハンズフリー靴だね。
見た目はカッコいい、通気性がいいウラウド6だけどガンガン歩くには不向き。
【欠点2つ】普段履きで長時間履くと疲れる

クラウド6コーストの欠点2つ
- 折りたたむ、持ち歩く需要が低め
- 長距離、長時間歩けない。疲れる
僕が実際に散歩で履いた感想を言った通り、アッパー全体が柔らかく踵の安定性が無い。
だから運動には向いてないし、普段履きだったとしても1日中履くと足が疲れる。
何より、日常で折りたたんで持ち歩く仕様に実用性が感じられなかった。
【良い点2つ】楽に脱ぎ履きできるハンズフリー靴!

クラウド6コーストの良い点3つ
- 軽い、柔らかい、通気性良いの3拍子
- 踵を踏めば脱ぎ履きが完全にハンズフリーで楽ちん!
重さはOnモデルの中でもトップクラス。
そしてシャチホコ並みに曲がる柔らかさもあり通気性は本当に良いポイントだった。
僕は踵を堂々と踏める仕様がお気に入り。
ということでクラウド6コーストに足を入れては脱ぐ動画を再度紹介しておく。
事情があって靴の脱ぎ履きに手を使えない、もしくはシンプルに靴の脱ぎ履きがめんどくさいと感じる人におすすめできる点がコーストの魅力と言えるだろう。
コーストとクラウド6ならどっちを買うべき?

踵を踏んでラフに楽に脱ぎ履きしたい、持ち歩きたい人はクラウド6コースト。
それ以外はクラウド6でOK。
逆にクラウド6はガンガン歩けてウォーキング、ランニングでも履けるし元々ポテンシャルが高い靴だ。
コーストの実用性はマジで限られているのでシューズ選びで失敗しないようにしましょう。
まとめ
クラウド6コーストはこんな靴!
- Onのデイリー、トラベルの中では超軽量
- 通気性バツグン!
- 踵を踏んでラフに楽に履ける
- 折りたためる
- ウォーキング、ランニングには向いてない
- 履き心地はスリッパ
- 本来のシューズのようなフィット感は控えめ
クラウド6コーストはスリッパ感覚でラフに楽に履ける2WAY仕様のシューズだ。
ガンガン踵を踏んでOnのハンズフリー靴をぜひ体験してみてほしい。
クラウド6コーストはどこで買うのがおすすめ?
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