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神戸には「新神戸駅」という市営地下鉄と新幹線の停車駅があるわけだが、
まぁ何もない!
近くの商業施設もテナントがすっからかんでユーチューバーにバブル遺産とも言われネタにされるレベルだ。
しかし、神戸の魅力は海と山に囲まれたハイブリッドな街。散歩にはうってつけのロケーションだったりする。
ということで新神戸より北の山にある「布引の滝」の周辺を散歩した場所とか見どころを紹介しよう。
目次
新神戸から布引の滝周辺まで手ぶらで行ける!

画像引用元:神戸公式観光サイトより
布引の滝はというと、ようするに「滝」っす。
ぶっちゃけ神戸の観光サイトから引用した写真の滝の勢いとか水しぶきは盛りすぎってことだけは伝えておきたい。
そして何もない!と馬鹿にした僕の地元である新神戸駅はここ。


この新神戸駅から400mほど山を登れば布引の滝にたどり着ける。
しかも山道は舗装されている箇所が多いため、ハイキングやトレッキングの重装備をしなくても全然OKだ。
滝の近くには後に紹介するお店や自販機もあるし、

道中のあちこちにトイレも複数あったし給水スポットまである。

ちょっと滝を見に行く程度なら5分~10分ほどで行けるし、普段履きのスニーカーのままで500mlのペットボトルだけ持っていれば余裕。
旅行者にとっては新幹線が停車する神戸の駅っていう期待を大きく裏切るロケーションかもしれないが、手ぶらで自然の中を散歩してどうか心を落ち着かせてほしいんだ。
神戸の三宮・新神戸を含む「中央区」は都市開発が進んではいるが、2025年現在だと特に何も無いからこそリラックスできる観光地だと僕は思っている。
生田川公園は桜、紅葉、イチョウが見れるスポット

新神戸駅前にある生田川公園はこんな場所。
春には河川敷で桜も見れるお花見の名所でもある。
僕が訪れたのは11月ということもありイチョウが良い感じに咲いていた。



本来なら紅葉も見れる季節らしいけど、今年はなんだか暖かいせいか紅葉は少なかった印象である。
いずれにしても良い休憩スポットだ。
新神戸駅から布引の滝までの行き方

新神戸駅の外から高架下を北に歩いて行くと道案内表示があるのでこの通りに進んでいくだけである。

道路も舗装されている所が多いし案内板もたくさんあるので迷うことはほぼ無いだろう。

道路は舗装されている箇所が多いとはいえ、入ってはいけない場所にはきちんと柵や手すりもあって、きちんと自然がそのまんま残されている。

この日は天気にも恵まれ11月だというのに汗をかくほど暖かかったけど、森の中に入れば直射日光を遮ってくれて涼しい環境になり気温のバランスが良かった。
新神戸のトレイル散歩で行った場所
新神戸から山に登れば布引の滝へたどり着けるけど、さらに登っていくと色んなスポットがあるし、軽食があるお店で休憩することもできる。
トレイル散歩で今回僕が行った場所を順番にまとめた。
布引の滝周辺のスポット
- 布引の滝(雌滝)
- 布引の滝(雄滝)
- おんたき茶屋
- みはらし展望台
- 布引貯水池
- 紅葉の茶屋
- 櫻茶屋
- 滝山城跡
それでは僕が実際に手ぶら散歩した場所を順番に紹介していこう。
布引の滝(雌滝)

ここが雌滝(めんたき)。新神戸駅から徒歩でだいたい5分で来れる。
やっぱり何度見ても神戸のサイトとは見栄えが違うね。
そもそも気が多くて滝自体が隠れてしまってて「滝!」って感じがしなかった印象だ。

とはいえベンチもあるし、ここで持参したおやつや弁当を食べながら休憩するのも良き。

ちなみに流れてきた水は透き通ってて綺麗だし、管理が徹底されているのと自然の恵みのコンボやん!って思ったよね。
布引の滝(雄滝)

雌滝からさらに上に登ると次は雄滝(おんたき)がある。
水の流れがすごく緩やかに見えたんだけど日によるものなんだろうか?っていう小さな疑問はスマホ依存症の脳みそを癒すきっかけになった。

雄滝の下部には夫婦滝(めおとだき)があるらしいが人が多かったため今回はスルー。
隣の階段からさらに上に行って参ります。
おんたき茶屋


滝の流れる音を聞きながら軽食も食える「おんたき茶屋」がこちら。
営業時間:平日 11:00~17:00、土日・祝日 10:00~17:00
定休日:木曜日
またまた人が多くて中には入れなったけど、秋の平日に来れるならビール、おでん、ぜんざいなどのメニューもおすすめだ。
寒気が訪れた後の11月だと紅葉も楽しめるスポットである。
この日は本当に暑くて暑くて困ってたけど自販機に助けられたわ。

おんたき茶屋から上に進んで次は展望台に行ってみる。
みはらし展望台

こちらがおんたき茶屋の上にある展望台。

この写真は微妙なんだけど実際は神戸の街並みで視界がいっぱいになる。
布引貯水池


これまで紹介してきた滝の貯水池に到着。こちらが布引貯水池。
布引五本松堰堤(ぬのびきごほんまつえいてい)とも呼ばれる布引ダムもあった。
ネットの情報によると新神戸からここまで約40分ほど。



何せこの日は11月とは思えないほど暖かかったし、むしろすげー暑かったからここの給水スポットは大変ありがたい。


僕らの大切な水は日本最古の重力式コンクリートダムから流れてきてたんだな。
水道の蛇口からはきれいな水が出ることに感謝だわ。
紅葉の茶屋

新神戸駅から約60分歩くと「紅葉茶屋」というお店を発見。
営業時間:9:30~16:00
定休日:不定休
紅葉茶屋のホームページはこちら

おんたき茶屋に比べると店内は窓に覆われててレトロな雰囲気。

「でんぽう」なんてワードを聞いたのは何億年ぶりだろうか。

喫茶店のような軽食メニューもある中でも「すき焼き」が名物らしい。
櫻茶屋

お店というか休憩所って感じだった。
店内には誰もいなかったし何だか入りづらい雰囲気なので写真だけ取ってスルー。
ここから先は手ぶらの僕じゃ厳しそうなので引き返すことに。
滝山城跡



お城の跡があるのか!
せっかくだし見て帰るか!
その好奇心でたどり着いたのがここ「滝山城跡」。
ネットでは「滝」と表記されているけどグーグルマップと石碑には「瀧」になっている。
城跡っていうほどマジで何も無かった。
そんなことよりも、ここまでの道中がマジで険しい山道だからハイキングの装備をしていない人や子供にはおすすめできない。
みはらし展望台からしばらく歩いたところにある「猿のかずら橋」を渡った先から行けるんだけど、

とにかく手すりや柵が全くない山道を登っていくことに。



下山する時はこんな感じ。
登るより下っていく時のほうが膝に負担がかかるし、普段ハイキングやトレッキングをしないのでオッサンには正直キツかったです。

油断すると普通に滑落しそうだ。
とはいえ途中で見える神戸の景色はやっぱり良いね。



頭上には布引ハーブ園まで続くロープウェイ。
乗っている人に手を振ると振り返してくれたのは何もない滝山城跡なんかよりも最高の収穫であった。
各スポットの道中で紅葉も見れた!


満開っていうほどではなかったけど11月は紅葉が見どころ。


防虫として手作りのオニヤンマも販売されていた。
日本人の誠意で成り立っている感じがいいね。
新神戸から布引の滝周辺の散歩を楽しむポイント
- 手ぶら、軽装備でストレスフリー散歩!
- 紅葉と桜を見ながら軽食を食らう
- 濃い酸素と滝の音でデトックス
念のため注意点を言っておくと、おんたき茶屋よりさらに上に行くなら長袖・長ズボン・水筒などある程度の持ち物と服装があったほうがいい。
あと、滝山城跡まで登るなら登山の装備をして行きましょう。
今回の僕みたいにペットボトル1本とトレイルランシューズだけだとギリギリなので。
布引の滝周辺は春・秋の平日に行くのが良さそう


特に雌滝、雄滝の辺りは新神戸から近いし、この日は日曜日だったので人がめっちゃ多かった。
なので人が少ない平日の春・秋の季節に
雌滝→雄滝→おんたき茶屋
の順で手ぶらで散歩するのがいいかも。
何度も言うけど、手ぶら軽装備で滝山城跡はやめとけ。
【おまけ】味変が自由にできる!ぼっかけまぜそば「灘八」は行くべし!

さて、腹が減ったので神戸の長田名物である「ぼっかけ」をぶっかけた麺類を食って帰る。
ぼっかけとは牛すじとコンニャクを甘辛く煮込んだご当地料理だ。
さっそく券売機でメニューを選んでチケットを買う。

おすすめはこのスペシャル(1,280円税込)というメニュー。
定番メニューの元祖牛すじまぜそばにチャーシュー、ゆで卵、メンマなどが追加されている。

そして長田名物のぼっかけがこちら。
コンニャクは入っていなかったと思うけど、甘辛い牛すじの歯ごたえが好きだ。

せっかくの「まぜそば」なんだから豪快に混ぜ混ぜして食らう。

ちょっと酸味が欲しくなったので食ってる途中で酢をトッピング。
一気にあっさりしてさらに食べやすさがアップする。

何よりこの自由自在なトッピングの豊富さがいい。

さらに現金で50円をその場で店員に支払って「追い飯」も注文可能となっている。
追い飯をする場合は
具を残しておくべし!

ゆで卵も最後に美味しく頂きました。
新神戸→布引の滝→まぜそば
たまには手ぶらで行ける散歩もいいもんだ。