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ウォーキングが好きになってかれこれ3年ほど1日8km歩いているんだけど
山歩いてみたい
から始まりアルトラのローンピーク9+を買ってみた。
トレイルランシューズだから山しか快適に歩けないんだろうな
と割り切って買ってみたら、
アスファルトの上も普通に歩けるやん!
と街履きでも余裕な履き心地に感動したんだ!
だから気合でレビューする。
本記事で解説する内容
- ローンピーク9+の実物レビュー(画像多め!)
- ローンピーク9+のサイズ感
- ローンピーク9+の履き心地
- ローンピーク9+を履いて山と街を歩いた感想
自己紹介
- 趣味はSTEPNで毎日8kmウォーキング!
- 2023年にHOKAのボンダイ8を愛用し履き潰す
- 2024年にOnのクラウドティルトを愛用し履き潰す
- 2025年はHOKAのボンダイ9を愛用中!
目次
【はじめに】ALTRA(アルトラ)ってどこのブランド?
ALTRA(アルトラ)は2009年にアメリカで誕生したシューズブランドだ。
取り扱っているシューズは、
- 0ドロップのランニングシューズ
- デザインが足の形そのまま
という業界では珍しい特徴がある。
ドロップって何?
- シューズのつま先とかかとの厚みの差。オフセットとも言う。

ローンピーク9+はトレイル用かと思ったら街履きも全然いけた!

ローンピーク9+はこんな靴!
- 靴底が薄めの0ドロップ
- アウトソールにVibram MEGAGRIP を採用
- ワイド(幅広)サイズもあり
- 地面と平行になり姿勢が良くなる感じがした
- トレイルラン用だけど街履きもハイキングもOK
- 厚底シューズのようなクッション性は無い
- 足の裏全体がベッタリ地面に着く感覚が新鮮
- 普段使っていない足の筋肉を取り戻せる
- 山のデコボコ道が足の裏に伝わる感覚が新鮮!
やはりアルトラを知らない人からすると、ドロップがゼロでソールが薄いっていう点が気になるだろう。
しかし、現代の厚底クッションのシューズと違ってソールが薄く地面に対して平行な状態になり、靴は履いてるけど素足でいるような不思議な感覚だった。
実はドロップをゼロにしたほうがケガをしにくい足になったり姿勢が良くなったりなど色々と体に変化が起きるらしい。

そして山のデコボコ道を滑らずに走れるトレイルランニング用というだけあってスパイクのようなアウトソールを採用。
しかもアウトソールはVibram(ヴィブラム)っていう靴で有名なイタリアのソールメーカーのものでかなり気合が入っている印象。
もちろん山の中でも足の裏に自然を感じ取ることができる面白いシューズだったのだ。
ローンピーク9+の特徴・仕様

| 発売日 | 2025年2月6日 |
| 価格(税込み) | 22,000円 |
| 重さ(28.0cm) | 320g |
| アッパー | リップストップメッシュアッパー |
| ミッドソール | Altra EGO™ |
| アウトソール | Vibram Megagrip |
| ドロップ | 0mm |
| スタックハイト | 25mm |
| クッション機能 | Moderate |
特にローンピーク9+の注目すべき点はアッパーとアウトソールが過去モデルに比べて耐久性が格段に上がったこと。
アウトソールには濡れた路面やぬかるみでグリップ力を発揮できるVibram MEGAGRIP (ヴィブラム メガグリップ)に、破れにくい素材のリップストップメッシュアッパーを採用した。
初めて買ったトレイルランニングシューズではあるけど、見た目もカッコいいので普段の街履きでも使える1足だ。
過去モデルのローンピーク8、9から何が変わった?違いは?
- スパイクが地面と引っ掛かりやすい角度に
- アウトソールはVibram Megagripを採用
- アウトソールのラバーの範囲が広がり耐久性アップ
- アッパー全体も破れにくい素材で耐久性アップ
- つま先部分に固めの素材を採用
- シューレースを通す穴が増えて履き心地のカスタマイズ可能
※過去モデルを持っていないため調べた内容です
過去モデルのローンピークから何が変わったのか、違いは何なのかを調べるために下記の動画を参考した。
やはり注目すべきアップデートはアウトソールにヴィブラム メガグリップを採用したこと、耐久性がアップした点が大きい。
これだけ結構な進化を遂げたローンピーク9+が22,000円なのはお手頃価格ではないだろうか。
ローンピーク9+の外観をレビュー!

ちょっと山を登るために履いてみたいし、可能ならアスファルトの上も街の中でも普段履きしたい。
そんな理由で人生初のトレイルランニングシューズを購入。カラーはライム。
本当はブラックが欲しかったんだけど、最近アルトラ人気が急上昇しててこのカラーしかなく妥協した感じに近い。
トレイルを走るというわけではなく、かといってガチな登山靴っていう感じでもなく、アウトドア寄りのファッションでも履きやすいデザイン性がいいね。
実際の色合いは全体的に黄緑寄りの黄色でかなり眩しいというか、スマホで写真を撮影したら周りの背景の色まで黄色くなってしまうほどに活発。
自宅の壁まで黄色くしてしまうため本記事の写真は黄色っぽさを白くするのに苦労したんだ。

白い壁まで黄色くしてしまうローンピーク9+の写真(加工前)
ライムはこれだけ明るいですよってことが伝われば幸い。

こちらが左足の内側。
外側にはALTRAのロゴがあったけど内側は文字になっている。
ここまで明るいカラーだと遭難対策にもなるんじゃないか?と思っちゃうね。

そしてアルトラのシューズの特徴といえば足の形をした外観だ。
よく靴や足の悩みでありがちな、
- 足を入れる靴は毎回つま先が窮屈
- いつも足に合う靴がなくてサイズ選びで困る
など、そんな人も含めてサイズ選びで万人受けしやすいのもアルトラシューズの魅力のひとつ。
つま先部分がシュッと細くなってスタイリッシュに見栄えも重視した現代のシューズに比べ、アルトラは足の解放感を体験できるシューズだ。

ロンピーク9+の踵はヴィブラム・メガグリップのソール部分が飛び出ていたり、ゲイターを取り付けるためのアタッチメントがあったりパーツが豊富。
後に紹介するんだけどシュータン部分にもゲイターを装着できるフックがある。ちなみにゲイターとは小石や砂利の侵入を防ぐためのもの。

踵部分のアウトソールの真ん中が切れている特殊な形状。
引っ掛かりを防いでくれる役割があるらしい。
接地面積も広くなりトレイルでの安定性をキープしつつ、踵が引っ掛かってバランスを崩すことが無いよう安全性も考慮された機能である。
耐久性に優れたリップストップメッシュアッパー

アッパーはまるで網目の入った防犯ガラスのような形状をしている。
防犯ガラスが割れても割れ目が広がらない仕組みと同じで、もし穴が空いてもたぶん穴が広がらないんだろうなって印象を受けた。

触った感じだとパリっとしててメッシュのようなフニャフニャ感がないし、質感だけでも耐久性はバッチリなんだと安心させてくれるアッパーだった。
トレランシューズではあるけど、穴が空きにくいシューズを街履きに採用するメリットとしては十分だ。
厚み1cmのシュータンで足の甲を保護

ローンピーク9+のシュータンの厚みは1cmくらい。
走行中もきちんと足の甲を保護してくれる機能は備わっている。
平べったいシューレースと穴(シューホール)でばっちりホールド!


ローンピークに限らず平らなシューレースは緩みにくい、ほどけにくい性質があるんだ。
理由としては、
- シューレースの平な表面が周りの生地に接触することで滑り止めになっている
- 穴(シューホール)まで平な形が引っ掛かりを良くして緩みにくい
という2つの要素でホールド感が良いシューズだといえる。
追加されたシューホール活用でさらにホールド感アップ!

余分にあるシューホールも使い方によっては自分好みの履き心地にカスタマイズできる。
- 自分の足に合わないかもしれない・・・
- サイズ間違ったらどうしよう・・・
サイズ選びで迷ってて不安な人も失敗は無いかと思う。
クッション機能はEGOを採用

ミッドソールのクッション機能には反発性に優れたALTRA EGOを採用している。
過去モデルのローンピーク8と同じなので変更は無し。
ゲイターを取り付けできる「GAITER TRAP」を装備!


ローンピーク9+には泥や砂利の混入を防ぐための登山アイテムであるゲイターを取り付け可能となっている。
トレイルラン、街履き、普段履きで使うなら無縁っぽいけど、登山で履くなら実用性が高いパーツだ。

画像引用元:ALTRAより
ちなみにアルトラ公式でもGAITER TRAPに対応したPOWER GAITER2も取り扱っている。
ゲイターとは?
- スパッツとも呼ばれている登山アイテム
- 小石や泥などの混入を防ぐ
- 冬場だと寒さ対策にもなる
耐久性の良い「Vibram MEGAGRIP」は滑り止め効果バッチリ!

山道でも滑らないようにデコボコしたスパイクのようなアウトソールはVibram(ヴィブラム)っていう靴で有名なイタリアのソールメーカー
の「Vibram MEGAGRIP」を採用している。
ちなみに過去モデルでは別の材質のアウトソールを採用していたものの耐久性が微妙だったらしい。

しかも過去モデルのアウトソールに比べてメガグリップはかなり耐久性に優れているとのこと。
僕自身もローンピーク9+についてユーチューブやショップの購入レビューで口コミ・評判を調査してみたが、今のところ悪評は見当たらず。
たぶん耐久性に関しては本物。
ローンピーク9+の重さ

ローンピーク9+の重さは28.0cmで320gだった。
手に持ってみると、アッパー部分は軽量ランニングシューズ並みにスッキリしているのに対し、メガグリップになったアウトソールに重さが集中的に詰まっている感じだ。
ローンピーク9+のサイズ感

普段履いているサイズでOK。よほど足の横幅がデカい人じゃなければ普段のー5cmでもいいかも。
僕は28.0cmを購入したところ、踵・つま先・足の甲・横幅すべてにおいて不快感なくジャストサイズだった。
つま先には1cmくらいのスペースがあったのを確認できたし、しっかり足をホールドできてジャストサイズなのにトゥボックス全体は足の解放感がすごい。
サイズガイド
【購入サイズ】
- 28.0cm
【管理人のシューズサイズ】
- ナイキ、アディダス、ニューバランス⇒28.0cm
- On⇒28.5cm、ティルトのみ28.0でOK
- HOKA(レギュラー)⇒28.5cm
- HOKA(ワイド)⇒28.0cm
- アルトラ(スタンダード)⇒28.0cm
つま先のサイズ感

シューズに足を入れてシューレースを結んでみたら、つま先部分には1cmほどのスペースがある。
ジャストサイズとはいえ自由に指を動かせるし痛くもかゆくもない。サイコー。
踵のサイズ感

けどローンピーク9+は指が入るほどのスペースがなくガチのジャストサイズだ。
もちろん痛くもかゆくもウザくもない。サイコー。
一応補足しておくと、過去にエクスペリエンスフロー2とその旧モデルを履いた時は手の指が入るほどのスペースがあった。

エクスペリエンスフローの踵のサイズ感

エクスペリエンスフローの踵のサイズ感
同じアルトラでもサイズ感はモデルによって違うのかもね。
インソールと足のサイズを比較

改めて自分の足をアルトラの靴とじっくり比較してみたら、つま先にかけて細くなっているような気がした。
長年ナイキやアディダスなど幅が細いシューズを履き続けてた影響かもしれない。





つま先のスペースはだいたい1cmほどで人差し指と同じくらい。
ということで28.0cmだと僕は不快感が無く履けるジャストサイズだった。
アルトラシュースのサイズ選びが不安な方は参考程度にどうぞ。
ローンピーク9+を履いて実際にウォーキングしてみた!


結論を言っちゃうと、山では靴の中に落ち葉や砂は入ってしまったけど山陸両方OK。
実際にローンピークで街履き、トレイル散歩&ハイキングで合計11kmほど散歩した感想として履き心地をまとめる。
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トレイル散歩&ハイキングでの履き心地レビュー

トレイル散歩&ハイキングの履き心地・感想
- 0ドロップのおかげでデコボコ道でも平行感覚を保ちやすい
- 足の指が自由なので踏ん張りが効く(特に下る時)
- メガグリップの安心感ハンパない!滑らない!
- ソールが薄いため枯れ葉を踏むパリパリ音がダイレクトにくる
※ハイキング初心者の見解です
ハイキングって言うほど登ったのかは分からないが、ローンピークを履いて行った場所は神戸の瀧山城跡まで。

ハイキング初心者の僕がローンピーク履いてて良かったと思えたポイントは山を下る時だ。
転げ落ちそうになりながらも膝がガクガクしてて足が末期だったが、足の指を自由に動かせたのでめっちゃ踏ん張りやすかったんだ。

ちなみに下山してる時はこんな感じ↑
ガチでフットシェイプデザイン、0ドロップ、メガグリップのおかげで生還できた。
普通に街履きしてみた履き心地レビュー

街履き(ロード)での履き心地・感想
- メガグリップのデコボコ感は無く普通に普段履きOK
- ソールが薄いのに足の裏が痛くない不思議な感覚
- 厚底シューズに甘やかされてた筋肉が鍛えられた(ケツ、ふくらはぎ)
現代のハイテクシューズに甘やかされた足の運動っていう意味で、薄底0ドロップシューズは足の運動不足解消になるのが実感できた。
いきなり薄いソールの0ドロップシューズを履くと逆に足を痛めるリスクもあるため、普段のシューズと0ドロップシューズを交互に履くといいかもね。
だからローンピーク9+は山陸両用の普段履きOKなシューズだと僕は思う。
【欠点1つ】クッション性はあって無いようなもの

ローンピーク9+の欠点
ソールが薄いためクッション性を体感しにくい
ローンピーク9+はEGOっていうアルトラのクッションを搭載している。
とはいえ、スタックハイトが25mmと薄いため足の筋肉をうまく使って衝撃吸収しないといけないのだ。
これまでOnやHOKAのシューズばかり履いていた影響で靴のハイテククッションに頼り切っていた代償は大きいかも。
【良い点4つ】幅広い趣味で活躍できるし弱った足を鍛え直せる!

ローンピーク9+の良い点4つ
- トレイル用だけど普段履きでも使えるしカッコいい!
- 足の運動不足を解消できる
- ハードなウォーキングを楽しめる
- ハイキング、トレイルラン、普段履きと趣味の実用性が広い
強制的に運動が趣味になってしまう靴だ。
何より0ドロップなので正しい姿勢と平行感覚を維持できるのが面白いトレイルシューズだと思うね。
運動不足だから運動する=足の運動不足だからローンピークを履く
みたいなイメージに近い。
そして単純にカッコいい。ブラックが欲しかったけど。
まとめ

ローンピーク9+はこんな靴!
- 靴底が薄めの0ドロップ
- アウトソールにVibram MEGAGRIP を採用
- ワイド(幅広)サイズもあり
- 地面と平行になり姿勢が良くなる感じがした
- トレイルラン用だけど街履きもハイキングもOK
- 厚底シューズのようなクッション性は無い
- 足の裏全体がベッタリ地面に着く感覚が新鮮
- 普段使っていない足の筋肉を取り戻せる
- 山のデコボコ道が足の裏に伝わる感覚が新鮮!
靴のハイテククッションに歩かされるのではなく、ちゃんと自分の足で地球を歩いているを思わせてくれる感覚が面白いシューズだ。
山陸両用のローンピーク9+は一度体験してほしい。
アルトラのローンピーク9+はどこで買うのがおすすめ?
ALTRA(アルトラ)のシューズは銀座に直営店もあり、その他取り扱い店舗にも幅広く売ってるので試し履きしたい人にはおすすめだ。
ネットで買うなら楽天で楽天カードを使ってポイント獲得を狙いましょう!
ポイント
ネットで買うならSTRIDE LAB(ストライドラボ)っていうストアがおすすめ!
