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2023年に発売されて廃盤になっていないHOKAのスリッポンって何者なのか?
YouTubeでも関連動画がたくさん出てくるし、ラクに使える1足として未だに人気が絶えないモデルっぽいのだ。
そんなリストアTCの背景が気になり「たかが底が厚いスリッパだろう」って疑って買ってみたからレビューする!
HOKAの記事一覧はこちら
本記事で解説する内容
- リストアTCのレビュー(画像多め!)
- リストアTCのサイズ感
- リストアTCでウォーキングした感想
自己紹介
- 趣味はSTEPNで毎日8kmウォーキング!
- 2023年にHOKAのボンダイ8を愛用し履き潰す
- 2024年にOnのクラウドティルトを愛用し履き潰す
- 2025年はHOKAのボンダイ9を愛用中!
目次
リストアTCは素足で履いても歩けまくる厚底スリッポン!

まず最初にお伝えしたいのは、
リストアTCは素足でもガンガン歩ける!
ということ。
リストアTCはこんな靴!
- やっぱり膝にも優しい
- 素足でも快適にガンガン歩ける(1万歩余裕)
- 素足でも脱ぎ履きスムーズ
- 何度も洗えて手入れが楽
- 5mmドロップで推進力は良き
- 内面のグリップ力強めで素足でもブレにくい
- 靴下を履いていると脱ぎ履きしにくいかも
- サイズ選びが難しい
スリッポンといえばスリッポンなんだけど、リストアTCは「ヒザに優しい」をモットーにしたHOKAが手掛けるだけあって厚底なのが最大の特徴なんだ。
素足でも快適に歩ける分、履く人を選ぶという欠点もあったけど、やっぱり素足で履く人のほうが実用的だと思う。
リストアTCの特徴・仕様

| 発売日 | 2023年8月1日 |
| 価格 | 17,600円(税込み) |
| 重さ(28.0cm) | 343g |
| アッパー | エンジニアードジャカードメッシュ |
| ミッドソール | 30%サトウキビ由来のEVA |
| アウトソール | 20%サトウキビ由来のEVA |
| スタックハイト | 33mm/38mm |
| ドロップ | 5mm |
※HOKA公式の重さは28.0cm/321gのため当記事の計測と差異あり
2023年の8月に発売されてから2年間(2025年8月18日現在)も廃盤にならずに売られ続けているのはシンプルにすごい。
重さは300gを超えてて決して軽量ってわけでもないし、値段もそれなりに高いけどスペックでは見えない快適性があるってことだね。
それを詳しく本レビューで知ってもらいたい。
リストアTCの外観

僕は28.0cmのブラックを購入。実際の色はグレーに近いかな。
横から見るとボートのように勢いよく進みそうな見た目をしている。
アッパーにはHOKAのロゴもあり、アウトソールとミッドソールの部分がほぼ一体化してて実にスリッポンらしいデザインだ。

こちらが内側。
HOKAのロゴはないが「最小限の素材で最高の履き心地でシンプルな構造」というコンセプトが感じられるね。


正面から見ても真上から見下ろしてもスリッポン。

そしてドッシリとした踵こそが5mmドロップの厚底だ。
実はリストアTCの踵ってすごいんだぞ!ってことは後ほどレビューする。
アッパーは靴下のような質感

靴下のような質感とは言ったものの実際はカーペットやマットに近いかと思う。
収縮性があるので脱ぎ履きしやすい。

アッパーの表面をアップするとこんな感じ。
ポリエステル73%の原着糸が使われているらしい。
HOKAのロゴはタオルみたい!

HOKAのロゴがめっちゃタオルだった。
濡れてもすぐ吸水しますよって感じの夏っぽさなデザインと質感がいいね。

HOKAのロゴをアップするとまさにタオル。
鳥が羽ばたいてる部分だけタオルっぽくないけど鮮明に編み込みされててアッパーから浮き上がってくる感じになっている。
HOKA好きにはグッとくるデザインだね。
シュータンはアッパーと一体化

リストアTCは素足で履く快適性と脱ぎ履きのしやすさを重視したスリッポンなのでシュータンはこんなにも薄い。
なので足の甲を保護する役割はほぼ無いかと。

薄いとは言ったけど、足を入れる時にシュータンが中に入り込んだり引っかかったりはしにくいかな。
スムーズに履くために薄くなったと思っておけばいい。
アウトソールからミッドソールまでも一体化

こちらがリストアTCのアウトソールでサトウキビ由来のEVAを採用。
ラバーほどグリップ力はなさそうだが頻繁に濡れた路面を歩かなければ大丈夫そうかな。

最小限の素材でシンプルなデザインをイメージしているだけあってアウトソールからアッパーの縫い目までが一体化している。

踵からつま先までのミッドソールを含めて仕様上はサトウキビ30%EVAのミッドソールが一応あるっぽい。
踏んでは戻る踵の反発力は面白い!
思った以上にリストアTCの踵のパーツは反発力がすごかったので動画にしてみた。
履くときに踵を踏みながら足を入れてもペコン!と戻ってくれるのでハンズフリー靴としても優秀だと思う。

しかも踵の中心部はメッシュになっており、通気性が良いだけではなく踵を踏んでも壊れにくい仕組みになっているんだ。
- 靴の脱ぎ履きに手を使いたくない
- 靴にきちんと足を入れるのがダルい
みたいな面倒くさがり屋にはピッタリかもね。
インソールは脱着可能で手入れも楽。そして分厚い!

インソールもサトウキビ由来30%のEVAを採用しているため質感はアウトソールとほぼ同じ。
水を吸収しないから臭くなることもなく、むしろ何度でも洗えるのでお手入れが簡単にできるんだ。

インソールの表面はグリップ力が強めでザラっとした感じ。
この表面が滑り止めの役割をしているせいか、靴下を履いた状態で足を出し入れすると普通に靴下がズレたり脱げかけたりする点には注意してほしい。

インソールの裏側にはポツポツと穴が空いていた。どういう理由なのかは謎。

一番の注目ポイントはこのインソールの分厚さだ。
あの厚底ド定番のボンダイ9でさえインソールの厚みは控えめ。
低コストで最低限の素材でHOKAの最強クッションを再現しているところが良い。
リストアTCの重さ

リストアTCの重さは28.0cmで343gだった。
HOKA公式の重さは28.0cm/321gらしいので参考程度に。
300gを超えると一般的なスニーカーの重さではあるんだけど、重量感が麻痺してしまうほどHOKAのシューズはクッション性が高レベルなんだ。
高機能なスリッポンの重さにどこまで求めるかだね。
リストアTCのサイズ感(靴下あり)

結論、僕が靴下を履いた状態で28.0cmに足を入れると足の甲と横幅がキツかった。
詳しくは僕が履いた他社のサイズや履き心地のまとめを参考にしてほしい。
サイズガイド
【購入サイズ】
- 28.0cm
【管理人のシューズサイズ】
- ナイキ、アディダス、ニューバランス⇒28.0cm
- On⇒28.5cm
- HOKA(レギュラー)⇒28.5cm
- HOKA(ワイド)⇒28.0cm
履き心地まとめ
- サイズが小さく感じた
- 足の甲の辺りが窮屈
- 足を出し入れする時に靴下がズレる
- つま先と人差し指分の余裕あり
- 踵にも人差し指は入るがジャストサイズ

踵の部分はほぼジャストサイズ。人差し指は入ったのでそこまで窮屈ってわけでもなかった。

つま先も同じく人差し指の太さほどのスペースはある。
とはいえ足の甲と横幅は窮屈な感じだ。
今回買ったリストアTCは大人しく素足で履くことにしよう。
リストアTCのサイズ感(素足)

結論、28.0cmは素足で履けば不快感は無くジャストサイズ。
つま先、踵、足の甲、横幅すべての箇所において不快感はゼロだった。
サイズガイド
【購入サイズ】
- 28.0cm
【管理人のシューズサイズ】
- ナイキ、アディダス、ニューバランス⇒28.0cm
- On⇒28.5cm
- HOKA(レギュラー)⇒28.5cm
- HOKA(ワイド)⇒28.0cm
履き心地まとめ
- 不快感や痛い所は無くジャストサイズ
- つま先と踵に人差し指分の余裕あり
- 素足なのに足の出し入れがとてもスムーズ

YouTubeでは靴下を履いて足を入れた状態をレビューした動画もあったけど、やっぱり個人的には素足で履くのをおすすめしたいな。
あとリストアTCには0.5cm刻みのハーフサイズが無いので、靴下を履いて足を入れるのと素足を入れるのとでサイズ選びが難しいのだ。
サイズ選びは計画的にやりましょう。
もしネットで買うなら返品・交換が簡単にできるショップで買うことを強くおすすめする。
リストアTCを履くと身長はどれくらい伸びる?

上記の写真のように素足の状態とリストアTCを履いた状態で身長を見たところ3.6cm伸びたという結果に。
検証の結果とやり方は下記を参照。
リストアTCは身長を何センチ盛れた?
【検証結果】
- 3.6cm(※下記画像を参照)
【検証のやり方】
①アゴを引いてピッタリ壁に背中を付ける
②シューズの箱もピッタリ壁に付けて頭に当たるまで下げる
③壁に張ったテープに印を付ける
④この手順を靴を履いた時と脱いだ時に分けて測定

ぶっちゃけ履けば身長が3.6cm伸びるというのはHOKA以外の厚底ランニングシューズでも普通なので、リストアTCがダントツで身長が伸びる靴とは言い難いとは思うね。
ちなみにHOKAのボンダイ9を履いて4.5cm身長が伸びたのが過去一。
▼ボンダイ9のレビューはこちら▼
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【靴下あり】リストアTCが普段履きできるかウォーキングをして検証!

サイズさえ間違わなければ、
普段履きもウォーキングも余裕
でできる。

ただ何度も言うように靴下を履いた状態で足を入れると、
靴下がズレたりシワが寄ったりするのが欠点だね。
理由としてはEVA素材のインソールの滑り止め効果が強いためである。

サイズさえ間違えずに足さえ入れてしまえば、
若干脱ぎ履きが楽でクッション性が強い厚底シューズ
と同じ履き心地を体験できるスリッポンだと思う。
【素足】リストアTCが普段履きできるかウォーキングをして検証!

やっぱり個人的に素足で履くのが心地よいしおすすめ。
サイズ感も異常ないし素足で履いても、
普段履きもウォーキングも余裕
だった。

4kmくらいウロウロできたし、特に暑い夏は素足のほうが快適に履けるのは間違いないかと。
- 靴下履くのめんどくさい!
- けど外はよく歩いてるかも
- 足の出し入れでなるべく手を使いたくない
そんな人こそリストアTCを履くのに向いていると思う。
【補足】リストアTCがウォーキングでも重宝する理由

上記のつま先の反り上がっている靴ほど歩きやすい構造になっているんだ。
スリッポンなのにリストアTCが快適に歩ける理由はズバリ下記の3つ。
リストアTCがウォーキングで使える理由
- ドロップが5mmで推進力がある
- つま先が反り上がっている
- 躓き(つまづき)にくい安全性がある
ちなみになぜ躓きにくいかというとつま先が反り上がっているからである。
何度も繰り返しになるが、あくまで自分の足とサイズがマッチしていればガンガン歩けるよって話。
【欠点2つ】サイズ選びムズいし靴下と相性悪い!

リストアTCのココがダメ!
- ハーフサイズが無いため履ける人は限られる
- 脱ぎ履きする時に靴下がズレる
【良い点4つ】お手入れがしやすく実用性はグッド!

リストアTCのココが良い!
- インソールを何度でも洗える
- 踵が丈夫
- 素足でもガンガン歩ける!
- ハンズフリーで脱ぎ履きが楽ちん(素足の場合)
まとめ

リストアTCはこんな靴!
- やっぱり膝にも優しい
- 素足でも快適にガンガン歩ける(1万歩余裕)
- 素足でも脱ぎ履きスムーズ
- 何度も洗えて手入れが楽
- 5mmドロップで推進力は良き
- 内面のグリップ力強めで素足でもブレにくい
- 靴下を履いていると脱ぎ履きしにくいかも
- サイズ選びが難しい
まずは靴下で履くか素足で履くかをある程度決めてからサイズを選びましょう。
厚底スリッポンで夏のお散歩コーデで良き思い出にリストアTCはいかが?
それじゃあ、またね!
HOKAのリストアTCはどこで買える?
HOKAのシューズは直営店と取扱店に幅広く売ってるので試し履きしたい人にはおすすめだ。
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