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2024年にクラウドティルトを履き潰したわけだが、日常生活とウォーキングで怖いくらいに自分の足に合った履き心地を体験できた。
あの履き心地が忘れられず今回2足目となるオールブラックのティルト購入に至る。
前回のレビュー記事も微妙だったので今回改めて2足目のクラウドティルトをレビューする!
Onに関する記事一覧はこちら
本記事で解説する内容
- クラウドティルトの実物レビュー(画像多め!)
- クラウドティルトのサイズ感
- クラウドティルトの履き心地
- クラウドティルトを履いて歩いた感想
自己紹介
- 趣味はSTEPNで毎日8kmウォーキング!
- 2023年にHOKAのボンダイ8を愛用し履き潰す
- 2024年にOnのクラウドティルトを愛用し履き潰す
- 2025年はHOKAのボンダイ9を愛用中!
目次
Onのクラウドティルトをリピートした理由

日常での使い勝手とウォーキングで足に優しい要素が満載で、もう一度僕の生活スタイルで履きたいというのがリピートした理由なんだ。
リピートに至った詳しい理由は下記の2つ。
Onのクラウドティルトをリピートした理由
- Onにして幅広で足の甲がめっちゃ楽
- 足の裏が厚底シューズ並みのクッション性
そして1足目のクラウドティルトはというと1日8kmのウォーキングで毎日履いてたらアウトソールがツルツルになったため処分。

逆に言えば、Onのシューズはここまで擦り減ると履き替えるタイミングだし、1日8km歩いても1年くらいは履けることも体験できた。
Onシューズの買い替えタイミングとしても参考にしてほしい。
クラウドティルトは普段履きとウォーキングに特化した膝のヒーロー!そしてワイド!

クラウドティルトはこんな靴!
- 実は横幅がワイド(2足目で知った)
- 普段履きとウォーキングに特化
- 厚底シューズ並みの柔らかさとクッション性あり
- 歩いた時の衝撃も少なく膝・腰に優しい
- 普段履きとウォーキングに特化
- ジョギング、ランニングには不向き
- 踵のホールド感は弱い
実際に2足目を買って1年ぶりに履いてみたら改めて素晴らしい靴だと実感。
シューズの脱ぎ履きがスムーズに行えるスピードシューレースの仕組み上、どうしても踵周りのフィット感やホールド感が弱くなるのはティルトに限らず我慢ポイントかなと。
とはいえ、急いでいる時にサッと脱ぎ履きできるし、クッション性が神レベルだから普段履き&ウォーキング特化した膝のヒーローなんだ。
脱ぎ履きハンズフリーだし履き心地がほぼ厚底シューズなのでHOKAみたいなOnって感じ。
クラウドティルトの特徴・仕様

| 発売日 | 2024年2月1日 |
| 価格 | 22,000円(税込み) |
| 重さ(28.0cm) | 285g |
| アッパー | リサイクルポリエステル |
| ミッドソール | Helion™スーパーフォーム |
| アウトソール | ラバー |
| ドロップ | 7mm |
| 機能 | クラウドテックフェーズ |
2023年10月にロエベとのコラボシューズとして発売し、通常モデルは発売から1年経過(現在2025年10月)しているが未だにベストセラーのモデルなんだ。
重量感も人気モデルのクラウド6と同じ、さらにHelion™スーパーフォームという独自の材質からできたソールはクッション性がアップ。
膝へのダメージが激減する靴ではあるんだけど、発売当時の価格19,850円(税込み)から22,000円(税込み)に値上がりしたので財布にダメージを食らう点が残念。
クラウドティルトの外観をレビュー!

こちらがリピートしたオールブラックのクラウドティルト。カラーはEclipse / Black。
Onのロゴもアウトソールもヒールカップも全部が黒に染まっていてブラックスニーカーと呼ぶに相応しい外観となっている。

左足の内側もすべてが黒いカラーになっていて真っ黒な外観に関しては妥協がないね。

ふと気づいた点を言うとクラウドティルトには光を反射するパーツがないのだ。
こういう靴で夜道を歩くと自分の存在を車両ドライバーにアプローチできないので歩道をきちんとあるきましょうねって話。

個体差もあるとは思うが、おしりは左右で作りが雑な気がするけどOn公式で買ったから一応本物。

そしてスイスの国旗がさらにシューズのカッコよさを底上げ。

真っ黒な靴こそブラックスニーカーの神髄ではあるんだけど、何かしらワンポイントでロゴが入ることでデザイン性が一気に変わるよね。
アッパーは光沢のあるリサイクルポリエステル製メッシュ生地

クラウドティルトのEclipse / Blackは光沢があるのも特徴的だ。
Onシューズのアッパー素材は基本的にどのモデルも同じだけど、クラウド6のブラックと比較してみたらやっぱりテカテカ具合が全然違って見える。
▼クラウド6▼

こちらがクラウド6のアッパー。
撮影場所と時間もほぼ同じ状況だけど、やはりクラウドティルトのアッパーのほうがテカテカしてる。

クラウドティルトのアッパーを拡大してみるとこんな感じ。
日常での普段履きでのシーンと脱ぎ履きを重視しているため、アッパーとシュータンの生地が一体化してつま先の内面は二重になっている。
なので通気性は決して良いわけでもない。
指先でつまみやすいシュータン

ティルトのように縫い目があったり生地が二重になっているシュータンは指先でつまみやすく、シューズの脱ぎ履きがしやすいのだ。
つまり、ツルツルした表面より少しデコボコしてるほうが滑り止めになって指で引っ張りやすいよって話。

シュータンの厚みは1cmに満たないくらい。7~8mmってところか。
履き口が広く踵周りは防御力高め

踵周りの厚みは1cm~1.5cmくらいだった。
やはりスピードシューレースを採用したシューズはホールド感を出しづらい分、シュータンと履き口の厚みでカバーして正解だね。

踵のトンガリ具合は控えめだけど、足を出し入れする際に靴ベラの役割は健在。
くるぶしもアキレス腱の辺りも不快感ゼロなティルトのヒールカップは個人的に好きなパーツでもある。
きし麺のように平らなスピードシューレース

クラウトティルトにはスピードシューレースシステムを採用。
シューレースは収縮性のあるゴム製で平べったい形状をしている。
同じスピードシューレースシステムを採用しているクラウド6でも、シューレースの形状が丸かったりするのでモデルによって様々。
▼クラウド6▼

シューレースが丸いか平べったいかで特に履き心地に影響はないので単なるデザイン性の違いという認識でOK。

僕の体感だと収縮性も特に違いは無し。

シューレースの先端は結び目を作っているだけという質素な感じはいつも通り。
ヒモを手で結ぶ必要がなくシューズの脱ぎ履きはハンズフリーも可能だ。
普段履きモデルには珍しいクラウドテックフェーズ

ティルトは通常のクラウドテックとは違ってソールの穴が倒れるような形状をしたクラウドテックフェーズを採用している。
本来ならば足の回転と推進力を助ける目的の機能なので、ランニング用モデルに採用されていることがほとんどだ。
しかし、普段履き&ウォーキング用のモデルにクラウドテックフェーズが採用されているのはクラウドティルトとキッズ用モデルのクラウドリープのみとなる(2025年10月現在)。

特に注目すべき点は踵に一番近い穴が真横になっているところ。
踵から着地してつま先で地面を蹴るまでの動作に合わせた穴の並び方はよく考えられた機能だと思うね。
アウトソールはいつものラバー

滑り止めの役割のラバーとひし形の形状はいつも通り。
僕も様々なOnのシューズを爆買いしてきたけど、アウトソールの形状と質感は全モデルで統一されているのかと思っちゃうほど同じ。
インソールは取り外しできない

クラウドティルトのインソールは取り外しができない。
その分クッション性やフィット感は神レベルなので替える必要はほぼ無し。ありのままのティルトを楽しもう。
クラウドティルトの重さ

クラウドティルトの重さは28.0cmで285gだった。
ちなみに定番モデルのクラウド6は28.5cmで289g。
▼クラウド6▼

一桁グラムの差は雀の涙ほどの誤差しかないため、
クラウドティルトとクラウド6の重さは同じ
と覚えておきましょう。
▼クラウド6のレビュー記事▼
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クラウドティルトのサイズ感

結論、普段履いているサイズと同じでOK。
本来だとOnのシューズは横幅が細いものが多くて0.5cm大き目を購入していたんだけど、クラウドティルトは幅がワイドなモデルだと知ったのだ。
僕は他社のシューズだと28cm、クラウドティルトも28cmだと最高の履き心地でジャストサイズだった。
サイズガイド
【購入サイズ】
- 28.0cm
【管理人のシューズサイズ】
- ナイキ、アディダス、ニューバランス⇒28.0cm
- On⇒28.5cm、ティルトのみ28.0でOK
- HOKA(レギュラー)⇒28.5cm
- HOKA(ワイド)⇒28.0cm
1回目にティルトを初めて買った時は28.5cmでサイズ感は全然問題なかった!という感想が見事に覆ることとなる。
▼つま先のサイズ感▼

大きすぎず小さすぎないジャストサイズは、つま先を指で押すと足の指に当たるけどほどよいスペースがある状態だ。
▼踵のサイズ感▼

こちらがつま先を寄せた状態の踵のスペース。
実際のところ踵のスペースは写真で見るより少ない。

人差し指がやっと1本入るほど。

指2本だと限界。
繰り返しになるけどクラウドティルトのサイズ選びは普段履いている靴と同じでOK。
不安なら0.5cm大きめでも良い。
サイズ選びに迷ったら購入後1回限り返品・交換無料のOn公式ストアで買いましょう。
クラウドティルトを履いてウォーキングしてみた!


ウォーキングした感想まとめ
- 足に沈み込むクッション性がクセになる!
- アウトソールが地面に接地する面積が広く安定性が良い
- 通気性は弱め
- 足の裏にHOKAの厚底モデルのようなボリューム感がある
- その割に重くない
ランニングシューズに近いくらいの通気性が欲しかったものの、軽いうえに脱ぎ履きのしやすさとフィット感とクッション性が神。
地面に接地した時の衝撃吸収に優れているので、膝や腰を痛めやすい人や既に痛めている人に超おすすめできる靴でもあるんだ。

ソールはそこそこ分厚いものの足の可動域で問題なく曲げられる。

ソールはロッカー形状になっておらず地面に対しては接地面積が広い。
なのでシューズを履いて直立してても歩いている時も安定性が良いのだ。
おまけに足の裏には厚底のボリューム感とクッション性の感触もあってか、やっぱりライバルはHOKAのボンダイだと思うね。
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【欠点2つ】高いし通気性が微妙

クラウドティルトの欠点2つ
- 通気性が微妙
- 値段が高い
クラウド6と履き比べて、かつ2足目を買って気づいた点でいうとクラウドティルトは通気性が弱いね。
そして値段が高い。22,000円(税込)。
対して、先ほど比較したクラウド6は18,700(税込)、HOKAのボンダイ9は24,200(税込)となっている。
価格帯だけでクラウド6に目移りしてしまう人も多い気がする。
【良い点3つ】普段履きの実用性は全部入りでクッションが神

クラウドティルトの良い点3つ
- 普段履きとウォーキングに特化しすぎ
- フィット感とクッション性が神
- 幅広モデルなのでOnの中でもサイズ選びが簡単
価格はさておき、Onで普段履きの靴を探しているならクラドティルトを選んでおけば間違いないレベル。
Onのシューズは全体的に横幅が狭いモデルが多くてサイズ選びが難しいブランドだけど、クラウドティルトは横幅がワイドなつくりになっている。
これは1足目で28.5cmを履き潰して2足目に28.0cmを履いた僕が気づいた点だ。
サイズ選びに不安を抱えている人も、これまでOnのシューズが欲しいけど足を入れた瞬間に横幅が窮屈で諦めた人も一度試してほしい。
まとめ

クラウドティルトはこんな靴!
- 実は横幅がワイド(2足目で知った)
- 厚底シューズ並みの柔らかさとクッション性あり
- 歩いた時の衝撃も少なく膝・腰に優しい
- 普段履きとウォーキングに特化
- ジョギング、ランニングには不向き
- 踵のホールド感は弱い
クラウドティルトは幅が狭いOnの中でも幅広なモデルだ。
最高のクッション性をほこる膝のヒーロー靴をぜひ体験してみてくれ。
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【記事紹介】クラウド6とクラウドティルトはどっちがいい?

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同じOnのモデルなのに履き心地は全く異なるのでぜひ参考にしてほしい!
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